海に面している金沢には船が行き交う港があります。時には豪華客船も入港して賑わいを見せるんですよ。その港から見える街がこちら、五郎島町です。
なんだか不思議な名前のこの街は砂粒の土壌で、農家の方がたくさんいらっしゃいます。道路が通じて交通の便が良くなるまではあまり近寄ることがない場所だったように思います。近年では金沢から能登へ延びる道「のと里山海道」の入り口に位置していることから、通る人も増えているのではないでしょうか。また、貿易量や客船の寄港が増えたことから港の拡張工事が行われ、対岸にある五郎島町を目にする機会も増えていると思います。
砂粒の土壌で保水性が高いこの街ではある作物が作られています。甘いものが好きな方にとっては大変魅力的なお野菜、サツマイモです。このサツマイモの栽培は歴史が古く、今から300年も前に鹿児島から種芋がやってきて始まったそうです。
そのサツマイモがこちら、
一度食べたら忘れられない味 五郎島金時
砂粒の土壌で作られているサツマイモってだけだとよくありがちに思われる方もいるかと思いますが、侮るなかれ!!こちらのサツマイモはただのサツマイモではございませんよ!糖質系のこのサツマイモは選抜品種で、日本で一番の糖質系なんです。
その名も「五郎島金時」!! ブランドサツマイモなんですよ!
収穫の時期は9月で、掘れたての五郎島金時は独特のほくほく感があって、それはそれはあま~いおイモなんですよ。このほくほくで甘い感じを「コッボコボ」って表現するそうです。
普段はあまりおイモを食べない私ちゃみどりですが、この五郎島金時の甘さに会った時は衝撃を受けました!
この五郎島金時、今ではいろんな料理やスイーツにも利用されています。例えば、金沢の人が大好きな食べ物の一つ、アイスにも使われています。
なんと!焼き芋アイス~!
見た目がすでに面白いですよね(笑)だってそのまんまですもん!!金沢に来て見かけたら、ぜひ食べていただきたい一品です!アイスは開けてみるとさらにビックリ!
サツマイモが出てきます(笑)あっ、でもご安心を。焼き芋を凍らせたものではございませんので。パッケージの絵にもあるように、芋あんや芋クリームにチョコレートが入っていて、「焼き芋もなか」で包んであります。食べてみるときっと皆さんこう言いますよ「あ、焼き芋だ!」ってね。