外出自粛が和らぎ始めた今日この頃です。
久しぶりにとてもいい天気だったので、街中がどんな感じなのかを見てみようと外に出てみました。ブログのネタ探しも兼ねて、せっかくなので空気のいい場所へ行ってみることに。
よ~し山に登ってみよう! といっても、車でなんですけどね(笑)
というわけで眺望の良さや食事処の紹介が中心だった前編に続き、今回はアウトドアを楽しめる卯辰山の良さをご紹介。やっぱり外に出ると気分が晴れますな~
奥卯辰山健民公園
卯辰山って標高は高くないんですけど、広い敷地にいろんな施設があって面白いんです。山の東のほうは奥卯辰山健民公園という公園になっていて、まさに憩いの場です。一面芝生の広場は裸足で走り回りたくなりますよ~
天気のいい週末だったので、思っていたよりたくさんの人が来てました。皆さん久しぶりの外出なのかな?みんな楽しそう!!
様々な草木が来る人を待ち受けています。季節を感じられる花もたくさん咲きます。きっと写真が趣味の方なんだろうなぁ、カメラを手にベストショットを探している方もたくさん見られます。ベルギーとの友好親善を記念して作られた庭園はテラス式ガーデン様式になっていてヨーロッパの樹木や花が植えられています。カメラのファインダーをのぞく皆さんの表情も真剣です!
大人も子供も楽しめて、最近流行りのアウトドアにもしっかり対応
公園内のわんぱく広場では子供たちが楽しめる大型の遊具があって、自然の中で目一杯遊べるようになっています。また、のんびりしたい方にはハンモック広場で青空の下で読書なんていかがでしょう?
体を動かしたい人はニュースポーツ広場でパークゴルフっていうのもいいですよ!木製のクラブで林の中のコースを18ホール周るとゴルフの気分です。
デイキャンプ場もあって、家族連れの方や友達同士でバーベキューをする方もたくさんいらっしゃいます。キャンプ場のそばまで車で行けるうえに、キャンプ場内への車の乗り入れ(一台のみ)も可能ですごく便利です。デイキャンプサイトは20式ほどあって、管理事務所で利用の申し込みをします。サイトは3m四方のテント屋根で8名ほどで利用できるようになっています。多少の雨でも問題ないですね。1880円で借りられて、鉄板と焼き網が利用できます!さらに便利!!
しかも、バーベキュー用の食材も現地で購入できるので手ぶらでいってアウトドア気分を満喫して帰ることもできます!ますます便利~!!
金沢の街を眺める見晴らし台
・・・なんとそこは
卯辰山は標高が低いとはいえ山なので景色のいい場所がいくつもあります。卯辰山頂上の望湖台の背中側にある「見晴らし台」は金沢の南から西を見渡すことのできる場所です。私ちゃみどりはこちらの見晴台に来るととても懐かし~~い気分になります(笑)
金沢在住の方にはまだ覚えている方も多くいらっしゃると思います。なんとこの場所にはその昔動物園と水族館があったんです。淡い記憶をたどりながら、ちょっと当時の記事を探してみました。
1958年に卯辰山に「金沢動物園」が開園されたという記事がありました。それが、「金沢ヘルスセンター」です。さらに1963年には隣接地に「金沢水族館」が開業されています。この動物園は雪の多い金沢の気候に配慮し、冬でも楽しめるように屋根付きの施設になっていました。また水族館は、山の上にあるのにもかかわらず海水魚を多く取り入れ、山頂水族館のこだわりを持っていたそうです。
この「金沢ヘルスセンター」と称される施設は金沢動物園のほかにも、映画館、演劇場、大浴場や宿泊施設、水族館の上には小遊園地までを備えたテーマパークだったんです。すごいですよね。私ちゃみどりもホント幼いころに連れて行ってもらった記憶が、かすかに残っています。象とゴリラが大きくて怖かった記憶が。
その後も1982年に「金沢サニーランド」という名前に名称を変更し娯楽施設として市民の憩いの場を提供し続けましたが、施設の老朽化や入館者の減少などにより、石川県内では唯一の動物園だった「金沢動物園は」1993年に閉園となりました。
なんと、この動物園は石川県が買収し1998年に場所を移設。そう、それが辰口町で立派な施設に生まれ変わり新たなスタートを切った「いしかわ動物園」なんです。また、水族館にいた魚たちの一部はのとじま水族館に移動され、こちらも新しい環境で来る人を楽しませ続けたのです。
いかがだったでしょうか?
アウトドアを思う存分楽しんだり、金沢の街並みを眺めながらのんびりしたりと、まさに憩いの場だと思うんですよね。昔々の施設が残してくれた娯楽の名残がそうさせているのかなぁなんて思う山です。
時々来てみると季節感だけでなく、新しい場所ができていたりお店ができていたりしてその変化を楽しむこともできるんです。
ストレス解消になりますよ~!!