金沢のいいとこ Kimidori-Style

もっと知ってもらいたいコト、ここにあります。たくさんあります。

金沢のいいところをゆる〜くご紹介するブログです
観光名所だけじゃない金沢の見どころをお届けしたいなって思ってます
どうぞよろしくお願いします〜 筆者: ちゃみどり

金沢ってこんなとこ

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「金沢のいいとこ」いっぱい伝えていきたいなと思っているこのブログですが、
ちょっとその前にそもそも金沢の街の特徴をちょっと紹介したいと思います。
住んでいるとあまり気にしていないことなんですが、他の地域に比べるとかなり特徴があるんですよ!

 金沢の気候

金沢の夏はやっぱり暑くなります。北国とか言われているので、来られる方たちからは「涼しいと思ってきたのに」なんてよく言われます。7月上旬までは梅雨による雨が多いので湿気もなかなかです。7月までは雨の日も多いんですよ。
ちなみに、気象庁の発表によると2018年の6月から8月の金沢の平均気温は26.3度で平年(24.5度)より1.8度高く、観測史上最高になったそうです。
最高気温35度以上の猛暑日数は、7月に3日、8月に7日となっていて、8月の7日は8月としては過去最多になりました。
最高気温30度以上の真夏日数は、金沢が58日間で平年比22.9日も多かったんです。
今年は本当に暑かった!!

一方、冬の金沢が奏でる音といえば、そう雷です。
年間雷日数は日本で一番多く、特に冬の雷が多く観測されます。雪が降る1月や12月は特に多いんすよ。降雨量も冬場が多く、湿度は年間を通して高めになります。
何しろ例年、寒くなって大きな雷が鳴り響くといよいよ本格的に雪が降る合図。地元ではこれを「ブリ(鰤)おこし」とか「雪おこし」と呼び、冬が本格化する現象となっています。
ちなみにこの冬の雷、実は一発の威力がメチャクチャ強く、夏場の雷に比べるともっているエネルギーは100倍にもなります。また、夏場のようなゴロゴロと音を鳴らす雷とは異なりいきなり大きな音を伴って稲妻が走ったりします。
こんな雷なので「一発雷」なんて呼ばれ方もするんですよ。

 

金沢の街並み

今と昔が折り重なる不思議な街です。
東京や大阪のような都会とは違って地下鉄はなく、交通機関の中心はバス。でも、見どころはいろんなエリアに点在しているんです。
おススメのポイントが点在しているので計画的に周ったほうがいい街だと思います。
戦災をほとんど受けていないため古くからの建造物や文化が残っていますが、区画整理はあまりされていません。このため狭い道もたくさん残っていて、曲がり道も多いです。この街並みや文化を残していくために「金沢市における伝統環境の保存および美しい景観の形成に関する条例(景観条例)」が制定されました。
ちなみに、平成21年には国から「歴史都市」に全国で1番目に認定されています。
歴史的な景観と先進的な建造物が共存する金沢の街ですが、家屋をみると特徴があります。敷地の入り口から玄関までに距離がある家が多いです。これって北陸の人たちの気質ににもつながっているんだと思うんですよね。結構奥ゆかしい人が多いです。
また、藩主前田利家公の影響力は絶大で加賀百万石を有した武将の城下町として独特の文化が根付いている街ともいえます。北陸では福井や富山に比べて独自性にこだわっていたりします。

 

金沢の食文化

郷土料理、地酒、日本海に面した土地柄らしく魚介類の豊富さと特産品にもあげられる和菓子、食文化は非常に充実していることは金沢の食の特徴といえます。2016年11月に出版された『本当に住んで幸せな街』(光文社新書)では「食文化が豊かな街」ランキングで「金沢市」が国内134都市の中で1位にランキングされました!
ちなみにこの調査は、
 ・庶民的な店でうまい料理やお酒を楽しんだ
 ・地元でとれる食材を使った料理を食べた
 ・地酒、地ビールなど地元で作られる酒を飲んだ
などのアンケートの評点が高い街がランキングされているとのこと。金沢、やるなぁ!素晴らしい!!

また、日本の西と東が混在している街でもあります。東北や関東と関西の交流の地でもあったことからこうなったとも言われています。お味噌汁の味噌は石川県内でも地区によって異なり、淡口の米味噌が主流な中に赤味噌を使う地区が混ざっています。また、御雑煮の御餅についても角餅と丸餅は地区によって異なります。金沢の主流は角餅なんですけど、加賀と能登は丸餅なんです。このため金沢の御雑煮も影響を受けて角と丸ともに見られるようになりました。
京都大阪の西の流れと東京の東の流れがちょうど流れ込む境の地区の不思議な文化を感じます。

金沢ってところの風土のご紹介でした。今後も金沢の紹介を時々織り込んでいきますのでよろしくです~!

  

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