金沢のいいとこ Kimidori-Style

もっと知ってもらいたいコト、ここにあります。たくさんあります。

金沢のいいところをゆる〜くご紹介するブログです
観光名所だけじゃない金沢の見どころをお届けしたいなって思ってます
どうぞよろしくお願いします〜 筆者: ちゃみどり

湯涌町 お湯が沸く街 金沢の奥座敷

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冬が近づくと、あったか~い温泉に入ってゆっくりしたなぁって思います。
秘湯という言い方がピッタリな金沢の隅っこに温泉街があります。
あるんだなぁ、金沢にもこんな温泉町が。温泉好きのみなさんお待ちかね!
湯涌町の登場です。
こちらは温泉が開かれて今年でなんと1300年にもなるんですって!
泊まる予定がなくても、日帰りの入浴もありますので「総湯 白鷺の湯」で
まずは湯涌の湯を体感するのもいいと思うんですよ!

石川県には有名な温泉街がたくさんあります。加賀には山中、山代、粟津などの
素敵な温泉街が、能登には和倉を筆頭に情緒たっぷりの温泉街が皆さんをお待ち
しています。
金沢市内って意外と温泉のイメージが少ないんですよねぇ。でもしっかり温泉
ありますよ!!こちら湯涌のほかにも犀川峡、曲水、深谷といった温泉郷が街中
から少し離れて湯けむりをあげているんです。
まさに金沢の奥座敷といういい方がぴったり!!

f:id:kimidoristyle:20181118080929j:plain湯涌の街は9件の宿からなる温泉街です。
たくさんの人が訪れるというよりのんび
り静かに過ごしたい方や仲間内でちょっ
と贅沢に温泉をって方が利用する温泉だ
と思うんですよ。地元企業の方がお客さ
んと一緒に利用されたりもしています。
左の写真は総湯の側にある足湯です。
誰でも利用できるようになっています。

 

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お土産屋さんや遊技場が並ぶ温泉街とは
違って通りはすごく静かです。また、
9件の宿は街中を流れる川を挟んで2か所
にあって、それぞれ趣の違う雰囲気を醸
し出しています。温泉街を出歩くという
より、温泉の湯にゆっくり浸かって宿で
のんびり過ごすことがこの温泉街の醍醐
味といえるでしょう。

  

 
f:id:kimidoristyle:20181118081422j:plain金沢の街中から車で来ると、案内板が皆
さんを出迎えます。
この案内板にある2つの施設もご紹介した
いと思います。右へ行くと詩人画家とし
て有名な 竹久夢二の記念館、左へ行く
と金沢湯涌江戸村というこの温泉街の特
徴ともいえる施設があるんです。

 

 
f:id:kimidoristyle:20181118080956j:plainこちらは文人 竹久夢二の記念館
「金沢湯涌夢二館」です。詩人画家とし
ても有名な竹久夢二さんが住んでいたこ
とからゆかりの地としている湯涌町に記
念館が建てられたんです。館内には作品
や伝記が展示されています。
裏手にある医王禅薬師寺には夢二が歩い
たとされる道と歌碑もあります。

 

 

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こちらは江戸時代の街並みを皆さんに体験してもらえる金沢湯涌江戸村です。
二つのエリアに分かれているんですけど、町屋・武家ゾーンでは1830年代に
建てられた住居を公開しています。何しろ当時の建屋を移設しているので、
建物はその当時のモノです。国の重要文化財や県の指定有形文化財に指定さ
れている建造物です。雰囲気たっぷりです。
農家ゾーン、こちらも同様に当時の建屋を利用しています。藁ぶき屋根の建屋
が複数立ち並んで生活感を感じます。町屋・武家ゾーンと同じく民俗文化財に
指定されている建屋など時代を感じさせるモノばかりです。
江戸時代の武士の家、商家や問屋、農家8棟からなるこの施設、見ごたえあり
ますよ!

 

いかがでしたか?
その昔、紙漉き職人さんが沸いている泉で白鷺が身を休めているの見かけ、
その泉に近づいてみるとお湯が湧き出ていたことがこの温泉地の始まりと
いわれています。
静かな温泉街で日ごろの雑踏から離れて、上げ膳据え膳(笑)でのんびりする
のはいかがでしょう?

 

 

 金沢に行きたくなったら!!