金沢の食文化を代表する和菓子。この和菓子の発展には古くから茶の湯の
文化が発達していたことが影響しています。
かつての加賀藩の藩主は茶の湯に大きな関心を持っていました。
初代藩主利家、2代目藩主利長はあの千利休の直弟子だったんだそうです。
後に続く藩主の方も茶の湯への関心が高く、藩を挙げて奨励しました。
茶の湯に欠かせないのが和菓子って事で、職人さんは腕を磨き和菓子作り
の技術も高まっていったんです。
そんな金沢が誇る和菓子を販売されているお店の紹介です!
金沢 うら田
こちらは昭和11年創業の老舗、「金沢 うら田」さんです。
加賀八幡、起上もなか、銘菓さい川など、お菓子の名前がわからない人でも
地元の人ならそのお菓子を見たら「あ~!食べたことある!」ってなるお菓
子をたくさん作っていらっしゃいます。
桜餅や和風シューといった人気の和菓子が多い中でもちょっとおもしろいのがこちら、なんと「おしるこ」です。
鼓型の最中のかわの中には甘い餡(あん)と求肥(白玉のようなアレ)とあられが入っています。お湯を注いでかき混ぜると、おしるこが完成します。
店内でも和菓子をいただくことができます。いくつもある店舗の中でも3店舗だけで販売する和風シュー(シュークリーム)はとても人気です。抹茶クリームにあずきがドン!と入ってサクッとしたシューで包まれています。お目当ての方が多く、早めにお店に行かないと売り切れちゃってます。
和菓子村上
創業明治44年ですから、明治から大正、昭和、平成と金沢で和菓子をつくり続けて
来られたお店です。淡く透きとおったわり氷や口いっぱいに甘さの広がる落雁は超
定番です。餡へのこだわりが特徴で、その餡を包んだふくさ餅が数ある和菓子の
なかで人気No,1です。
本社店では店内で和菓子をいただくスペース「菓ふぇ MURAKAMI」が併設されています。こだわりの餡子を使ったあんみつ、抹茶白玉、ぜんざいだけでなくお餅や団子のメニューも充実。飲み物も抹茶や和紅茶、緑茶、コーヒーなどいろいろ揃ってます。大変な人気でお休みの日はたくさんの人です。
そしてなんと関東にもたくさんの店舗があるんですよ。日本橋高島屋、池袋東武、東京ソラマチに渋谷のヒカリエ店などなど、すごいところにお店があるんですねぇ
金沢の和菓子が東京でも味わってもらえてるんだなぁ
いかがでしたかぁ
金沢の和菓子屋さんを紹介する、今回は前半です。お店をいろいろ周っていたら
気が付くとたくさんの和菓子を買ってしまいました。TOPの写真は買い込んでし
まった和菓子たちです。
ふっふっふっ、一つずつおやつに食べる予定です。 やったぁ!