金沢駅のそば、古くは大きな高架橋があった鞍月用水が流れる街並みがどこか懐かしさを感じたりする街があります。ここは六枚町。
金沢駅を出て数分歩くとあるこの街は金沢の新旧がいろんなところに感じられる街です。古くから金沢を知る人にとっては区画整理や都市開発が進んでいく金沢の変化を感じる街かもしれませんねぇ。
今回は金沢駅東口にある街、六枚町のご紹介です。
金沢に長く住んでいらっしゃる方や、昔の金沢を知る人にとっては「六枚の交差点」とか、「中橋の陸橋」っていうと馴染みが深い言い方ではないでしょうか。でも実はこの六枚町って名前、平成16年に復活するまで町名としてはなかったんだそうです。えっ!私ちゃみどりもびっくり!!だってバス停や交差点にはこの名前が使われているんですもの!!
なんと、昭和40年の住居表示実施の際に町名がなくなっていたんですけど、いろんな場所で使われ続けたことから市民の多くは町があるものだと思っていた人が多いくらいなんだそうです。不思議~
金沢にはほかの都市とは比べ物にならないくらいの用水が流れています。水の量も多く、きれいな用水が多いのも特徴です。ここ六枚町にはそんな用水の代表の一つ、鞍月用水が流れています。金沢城を囲むように作られ、観光客でにぎわう中心街エリアを抜けている用水です。
この鞍月用水渡るように入り口が掛かるこちらの建物。金沢でというよりも金沢に来る方には有名な場所かもしれません。
金沢ゲストハウス Pongyi さん
近年、観光で金沢に来られる方が増えるなか、実は海外からのお客様も非常に多くなっています。滞在中は町中を歩いて回り、文化に触れて楽しむ海外の方にとって宿泊先もこだわりの一つです。ホテルだと費用が予算的にねぇとか、ビジネスホテルも便利なんですがもっと気楽に泊まれる場所ないかなぁって方には大変助かるゲストハウスです。
ウメサの味噌
金沢城下町の味噌といえばこちら。食通も通うウメサ味噌さん。いつも新鮮で作りたてを提供するお店です。大量生産では味わえない金沢のお味噌の味に出会えます。味噌・醤油や味噌漬けなど明治10年創業の金沢の味をいただきましょう。
町屋懐石 六花
六枚町の交差点の一角に情緒ある建物があります。懐石料理のお店です。落ち着いた店内は表の喧騒を忘れてしまいます。北陸の食材の良さを味わえるお料理は納得の品々。なんとミシュランガイドで二つ星をもらったお店なんです。
ちょっと気になる看板発見!!
えっ!!
六枚町の大きな交差点にあるこの看板には驚きの情報が書かれています。金沢にはいわゆる地下鉄っていう交通機関がないんです。移動手段の多くはバスの町なんですよ。つまり、金沢では地下を通って移動するっていうことがないんですね。
そんな金沢の町に何やら気になる情報が。なんですって?地下道?
その内容がこの看板にあります。金沢の地下道?この看板によると電話線を配備する際に作られた地下道があるんだそうです。しかも金沢駅から中心部までのなんと2,000メートルもの地下道だそうです。知らなかったなぁ。地下には何もないと思っていた金沢の真ん中にこんな地下道があるなんて。
気になるなぁ、入ってみたいなぁ、でもちょっと怖いかなぁ
いかがでしたか?
金沢駅のすぐそばにあるこじんまりとした街には懐かしさや情緒がたくさんあふれています。そんな六枚町の周りにもいろんな街があるんですよ。中心部の繁華街だけでなく、金沢駅の周りにも行ってみたい場所、入ってみたいお店がたくさんあります。