そろそろ紅葉が始まる時期になってきました。でも市内を車で走ってみると木々の色づく感じが例年より遅い気がします。
今年の10月は気温がちょっと高めなんですかね?
この時期は朝晩の気温差が大きいので体調管理に気をつけていきましょう!
暑さが過ぎて過ごしやすい10月の金沢にはおっきなイベントがあります!
金沢マラソン 今年は10月27日(日)
新幹線開通と同じ2015年に始まった一般の方の参加が可能な市民マラソンです。フルマラソンのタイムを競う実業団の方が参加される競技としての大会と、沿道の催しを楽しみながら自分のペースで参加する方まで様々です。市内中がお祭りのような雰囲気になって楽しめるイベントです。なんと13000人が走るんですよ!
この日は金沢市内のいろんな道路が交通規制になって、いつもと違う雰囲気になります。各所に応援スポットがあってランナーに声援が送られます。
また、「沿道にぎやかし隊」がランナーだけでなく沿道の参加者と一緒にマラソンを盛り上げます。お祭りみたいです!
今年のスペシャルゲストはアテネオリンピック金メダリストの野口みずきさん、女優の浜辺美波さんなど華やかです。また、ランナーとしてノーベル生理学・医学賞を受賞された山中伸弥さんも参加されてました。
コースにはランナー向けの給水所が設置されていますが、それとは別に「食べまっしステーション」という地元の食材を提供する給食所が設置されます。ゆっくり走りながらおいしいものを食べて楽しく回ろうって参加者もたくさんいらっしゃいます。
10月の味覚
寒くなるこの季節から金沢の食材は本領を発揮し始めます。お魚や蟹が登場する前に「加賀野菜」が市場やスーパーマーケットに並びます!
金沢には藩政時代から受け継がれた特産野菜がたくさんあります。郷土の野菜を後世に受け継ぐためいろんな方が協力して金沢市農産物ブランド協会を設立しました。こちらでブランドの認定を受けている15品目の野菜が「加賀野菜」と呼ばれます。主として金沢で栽培されている野菜です。
そんな加賀野菜をちょっとご紹介
源助大根
写真の通りボリューム感たっぷりの源助だいこんは、金沢市打木町の農家の方が育て上げたブランド大根です。なんと昭和17年には現在の源助大根は開発されていたんだそうです。ずんぐりとした円筒形で、柔らかくきれい見栄えから、「天下一品の味」と関西市場で評価されて代表的な特産物となりました。
加賀れんこん
これまで様々な品種が導入されて改良が加えられてきた加賀野菜の一つ、加賀れんこんがこちらです。支那蓮種という品種を選抜していった現在の「支那白花」という種類です。一般のレンコンに比べてデンプン質が多く、シャキシャキ感ともっちり感が味わえるんです。4節のものがいいと言われ、さらにその中でも先の2節がおいしいとか。
加賀野菜を煮物にしていただきます。いろんな味が楽しめるおかずにもお酒のあてにもなる一品です。おいしー!!
加賀野菜をパクパクいただきながら、そろそろ海の幸がおいしくなる時期だなぁっと思う10月なんですよ。